■人は何故生まれてきたのか
人は何故生まれてきたのだろうか?
結論から言うと理由など無く、偶然以外の何物でも無い。
何故石が造られたのだろうと考えるのと同じ事である。
全ての産物がそうであるように、長い宇宙の時間の流れによって偶然産まれた物の一つが、理性を持った『人』であった、ただそれだけの事である。
その根拠は原子の持つ性質にある。
宇宙の全ての産物は原子で出来ている。
その原子の殆どは電気的に不安定であり、
電気的に安定しようとする小さな力(δ+、δ-)が働いている。
この力は原子が電気的に安定するまで働き続けるが、ブラックホールに吸い込まれるまで、原子が電気的に安定する事は永久に無い。
つまり原子は、原子の電気的に安定しようとする力が働き続ける事によって、あの手この手で色んな物とくっ付き、色んな形となって安定しようとし、より安定した状態になるまで、永久に形を変え続けるのである。
その原子の電気的に安定しようとする性質によって、形を変え続けた結果産まれた物の一つが、理性を持った『人』なのである。
□原子の電気的に安定しようとする小さな力(δ+、δ-)を『原子の意思』と呼ぶ。
□生物の進化の動力源は、原子の電気的に安定しようとする小さな力(δ+、δ-)の集合体である。
□人の欲望は、原子の電気的に安定しようとする小さな力(δ+、δ-)の集合体である。
□生存競争の根源は、原子の電気的に安定しようとする小さな力(δ+、δ-)にある。