■マスコミ(情報提供者)に対する注意点

厳しい世の中を生き抜くために大切な事は、まず自分や世の中を正しく知る事である。

自分や世の中をより正しく知るほど、厳しい世の中を高確率で生き抜く事のできる『自分に合った人生のやり方』を見つける事が出来るからである。

 

そこで注意しなくてはならないのがマスコミである。

マスコミはその性質上一方的に情報を提供するため、私達にはマスコミの提供したい情報しか入ってこない。

またマスコミは、情報を正しく提供するという本来の目的を忘れ、売れ行きや視聴率を目的にして、情報を脚色している事が多い。

従って、マスコミの提供したい情報とマスコミの間違った情報を、無意識に鵜呑みにしてしまい、それを元に『自分に合った人生のやり方』を考えてしまうため、人生に於いて痛い目を見てしまうのである。

 

マスコミの恐ろしい所は、提供された情報では真実を正確に知る事が大変難しい所にある。

例えば、真実が60だとして、マスコミが100だと脚色した情報を提供する。もし私達が『100は嘘の情報だ、80位が本当だろう』と考えてしまえば、真実を正確に知る事が出来なかった事になるのである。

 

そこで大切な事は、自分の知りたい情報を自分の意思で選び、マスコミの提供する情報を鵜呑みにせず、どの情報がどの程度正しいのか、自分自身でしっかり考える事である。

 

□身近な人で実際に長生きしている人の人生を見る。

□身近な人で実際に退職まで勤めた人の人生を見る。

□身近な人で実際に自分の求める結果を出した人の人生を見る。

□自伝やテレビは参考にしてはいけない。

□目で見て、耳で聞き、肌で感じなくては、知る事は出来ない。

□色んな人の書いたマニュアル本を参考にする。

□漫画やテレビは現実とは違う。

□現実の真実を錯覚してしまう。

□また、得られる真実もほんの僅かに過ぎない。

□実際に経験する事が、現実の真実の全てを知る一番の近道である。